美容男子の実直☆コスメレビュー

2017年1月運営開始。2018年11月は月間60000PV。管理人は162cm 50kgで年齢は1980年代生まれ(the GazettEのルキと同じ)。普通~やや混合肌。Web受験の化粧品検定3級に合格し、2級を目指す。制作会社勤務でメインは紙媒体のお仕事です。 詳しいプロフィールはaboutページをご覧ください。

【ゴキブリ対策】ホウ酸団子・コンバット・ブラックキャップの違い・効果比較

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こんにちわ。今回は美容とは全く関係のない記事を書きます。

夏になると家の周りにも虫が増えてきますが、その中でも嫌われ度No.1といえばやっぱり泣く子も黙るゴキブリでしょう。

何処からともなく家に侵入してきてカサカサ徘徊する様はまさに恐怖の象徴ですね。

 

ゴキブリの種類と特徴

日本で馴染み深い(?)ゴキブリといえば、まずはチャバネゴキブリ。明るめの茶褐色で平べったい体長10〜15mmくらいの小型のゴキブリです。

そして体長30〜40mmとサイズが大きくて光沢があり、見た目のインパクトが絶大なのはクロゴキブリ。

さらに九州・近畿など西日本では屋内性のゴキブリとしては国内最大のワモンゴキブリが存在します。

 

家のゴキブリ対策としては直接噴射するスプレーやバルサンのような燻煙剤が一般的に知られています。

しかし、スプレーは目の前のゴキブリを退治するだけのものであり、バルサンもゴキブリの隠れている隙間には煙が届きにくく、卵には効かないという弱点があります。一度焚くにも準備や片付けに手間がかかってしまいます。

 

そこで最もおすすめとされているのが毒餌の設置です。屋内に設置した毒餌をゴキブリが食べて、さらにその死骸を他のゴキブリが食べることで連鎖的に駆除できます。

一般的な毒餌は大きく分けてホウ酸団子と、殺虫剤の配合されたベイト剤の2種類に分類されます。ベイト剤の中でも主に使われる成分は「ヒドラメチルノン」と「フィプロニル」です。

先に言ってしまいますが、即効性という意味での効果(威力)は以下のようになります。

フィプロニル>ヒドラメチルノン=ホウ酸

詳しくは後述しますが、毒餌を購入する際は有効成分が最も重要なポイントになってきます。

 

ホウ酸団子について

古くから利用されているホウ酸団子はゴキブリの好物である玉ねぎや、小麦粉、米ぬかなどを誘引材料とし、そこにホウ酸を加えて団子状にしたものです。

ホウ酸団子を食べたゴキブリは脱水症状を起こして乾燥死します。これはホウ酸が消化器官に作用するとされ、ゴキブリに限らず、ほ乳類のように腎臓を持たない虫はホウ酸を摂取すると排泄できずに致命傷となります(アリ用の毒餌にもホウ酸が使用されているものがあります)。

ホウ酸団子の効果はホウ酸の濃度によって変化します。一般的に濃度が30%以上であればゴキブリの糞や死骸にも作用し、連鎖効果が得られます。

ホウ酸団子の効果は遅効性で、ゴキブリが死亡するまで2〜4日かかります。設置してからゴキブリの減少を実感できるまで、1ヵ月程度は見ておいた方が良いでしょう。

ホウ酸団子は家庭でも作れますが、ここでは市販品について紹介していきます。

※価格はAmazon参照

 

アース製薬 ゴキンジャム 

内容量:16個
有効成分:ホウ酸(35%)
効果持続期間:6ヵ月
価格:375円


「ゴキジェット」、「アリの巣コロリ」などの殺虫剤で知られるアース製薬のホウ酸団子。玉ねぎ、ゴマ入りのやわらか団子がゴキブリを誘引します。 見た目はベリー系のジャムが乗ったクッキーみたいですが、絶対に食べないように(笑)

調べてみたところ、市販品の中ではこれが一番ホウ酸の濃度が高そうです。

 

フマキラー 元祖半なま

内容量:18個
有効成分:ホウ酸(225mg/個)
効果持続期間:6ヵ月
価格:492円 


ゴキブリの好きな7種の食材(ビーフエキス・黒砂糖・ハチミツ・糖蜜・スリゴマ・ピーナツ粉・米ヌカ)とバナナフレーバーをブレンドし、やわらかな食感の半なまダンゴに仕上げました(メーカー公式サイト原文ママ表記)。

なんだかとても美味しそうですね!パッケージのダンゴを食べているゴキブリのうれしそうな顔が印象的です。

ホウ酸の濃度についての表記はありませんが、1箱27gで18個なら1個あたり1.5gになり、濃度15%ということになります。ケースの分まで重量に含まれているかは分かりませんが、アース製薬のゴキンジャムに比べるとちょっと少なめですね。

 

ベイト剤について

有効成分に虫が好む餌を配合し、摂食させて殺虫する製剤をベイト剤といいます。

このタイプで最も有名な製品はキンチョーから発売されている「コンバット」とアース製薬の「ブラックキャップ」ではないでしょうか。

両者はそれぞれ有効成分が異なります。「コンバット」に配合されているのが”ヒドラメチルノン”。「ブラックキャップ」に配合されているのが”フィプロニル”です。

 

ヒドラメチルノンとは

ヒドラメチルノンは有機フッ素化合物の一種。コンバットやアリの巣コロリなどの毒餌式殺虫剤に配合され、ゴキブリやアリの駆除に使用される。昆虫のミトコンドリアにおける電子伝達系に作用し、エネルギー代謝を阻害することで効果が生じる。

同剤を直接摂取した虫だけでなく、同剤を摂取した虫の糞や死骸を食べた虫に対しても殺虫効果が現れることから、「一度で二度効く」のキャッチコピーで宣伝されている。

出典-Wikipedia

フィプロニルとは

フィプロニルは、バイエルクロップサイエンス の前身であるローヌ・プーランが開発したフェニルピラゾール系殺虫薬の1つ。神経伝達物質であるGABAの作用を阻害して、ノミ、ゴキブリ、アリ、アルゼンチンアリ、シロアリなどの害虫駆除に用いる。

遅効性であることから、本剤を餌と共に摂食した個体は致死までに帰巣が可能なことが特徴である。ゴキブリやアリの場合、本剤を摂取して帰巣した個体の糞や死骸を他の個体が摂食することで、巣の集団全体へ効果が拡散するドミノ効果が期待できる。

出典-Wikipedia

 

両者とも毒性のある物質で、それを食べた虫の糞や死骸にも残留し、連鎖的な殺虫効果のある成分ということが共通しています。

ヒドラチルノンが呼吸器系にダメージを与えるのに対して、フィプロニルは神経毒です。

即効性ではフィプロニルの方が高いとされています。

 

わざわざ検証したこんな猛者もいます。自分じゃ絶対に真似できないので頭が下がります><


【実験】ブラックキャップの実力

 

動画を見たくな人のために内容を説明すると、

その辺で捕まえた生きのいいゴキブリにコンバットとブラックキャップの中身をそれぞれ食べさせる。

ブラックキャップを食べたゴキブリは8時間後にひっくり返る。

一方、コンバットを食べたゴキブリは3日経過してもピンピンしていた。

といった内容です。

【実験】コンバットを大型のゴキブリに与えてみた。 - YouTube

※こちらも参照

 

【実験】ホウ酸団子ゴキンジャム試してみました Housan-Dango - YouTube

他にホウ酸団子を与えた動画もあります。大型のゴキブリでは死亡まで30〜60時間が目安なようです。

 

ヒドラメチルノンもホウ酸も最終的にはゴキブリは死に至りますが、やはりフィプロニルの毒性の強さが目を引く結果となりました。Wikiには遅効性と記載されていましたが、十分な殺傷力だと思います。これならひと口食べただけでも仕留められるかもしれませんね。

では、効果が分かったところでベイト剤系の製品を紹介します。

 

キンチョー コンバット 

内容量:4個
有効成分:ヒドラメチルノン
効果持続期間:6ヵ月
価格:550円 

 

おなじみのコンバットも進化を遂げ、新誘引成分(イースト)配合で、ゴキブリの食い付きがアップ。誘引範囲も約2倍に拡大し、1個でも10m2(約6畳)までしっかり効きます。

私もコンバットには何年も前からお世話になっていました。4個入りという多すぎない個数が使いやすいのです。

あまり数が多くても1K程度の部屋じゃそんなに置くところがないし、何処に置いたかも分かりにくくなって回収に困ります。1個が大きめで誘引効果が高いコンバットは一人暮らしにおすすめ。

ただし、有効成分はヒトラメチルノンなので効き目はゆっくり。時間をかけてゴキブリを駆除していきましょう。

 

アース製薬 ブラックキャップ 

内容量:12個
有効成分:フィプロニル
効果持続期間:6ヵ月
価格:540円  

 

餌を食べたメスの卵、薬剤に対して抵抗力を持ったゴキブリ、大型ゴキブリにも効果を発揮するブラックキャップ。ネットでの評判も良く最強の毒餌の呼び声も高い製品です。

コンバットに比べるとひとつひとつが小さいので設置場所を忘れないように注意。

 

尚、前述の猛者によるこのような実験結果も出ています。

 

【実験最終章】毒エサ(フィプロニル)食べて死んだゴキブリを仲間のゴキブリが食べて死ぬか試してみた - YouTube

 

例によって動画を見たくない人のために説明すると、

ブラックキャップ(フィプロニル)を食べたゴキブリの死骸を他のゴキブリに与える

5時間半後、ひっくり返る。

 

またしてもフィプロニルの強力な毒性が証明される結果になりました。

即効性を求めるのであればブラックキャップで間違いないでしょう。

 

やはり時代はフィプロニルなのか。キンチョーからも有効成分がフィプロニルの「コンバットハンター」というものが発売されています。

キンチョー コンバットハンター 

内容量:12個
有効成分:フィプロニル
効果持続期間:6ヵ月
価格:598円  

 

見た目が黒ではなくグレーで少し軽い形状です。フィプロニルを使う場合は、部屋のインテリアとしてブラックキャップとは見た目の好みで選んでみてください。

 

ゴキブリ退治で気になること 

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耐性ゴキブリとは

日本では古くから殺虫剤にピレスロイドが使われてきました。1990年頃からこのピレスロイドに耐性を持ったゴキブリが出現するようになりました。

他の薬剤についても、長期間同じものを使い続けることで、その場所に生息するゴキブリが耐性を持つケースが確認されています。

詳しくは解明されてはいませんが、殺虫剤を撒く機会の多い飲食店などでは、中途半端に殺虫剤に接触して生き残ったゴキブリの次の世代では耐性が強化されるという説もあります。

尚、ホウ酸に関しては虫が摂取すると内部から破壊されて物理的に生存はできないようです。

毒餌についても耐性を持つゴキブリが現れ始めていると言われ、同じ毒餌を使い続けるより、フィプロニル→ヒドラメチルノン→ホウ酸のようにローテーションしていくのが有効かもしれません。

 

屋外のゴキブリが寄ってくる?

コンバットやブラックキャップを設置しても外のゴキブリまで呼び込んでしまって逆効果では?という説がありますが、そんなことはありません。効果範囲は1〜2メートルの範囲です。

都市伝説よりも信憑性のある長年ゴキブリを研究してきたメーカーの担当者さんも断言しています。

 

ホウ酸団子とコンバットとブラックキャップは併用可能?

両方食べるとゴキブリに化学変化が起こって巨大化したりパワーUPしたりするようなことはありません。並べて設置可能です。

 

ゴキブリまとめ

ゴキブリ用の毒餌に含まれる成分は主にホウ酸、ヒドラメチルノン、フィプロニルの3種があります。

ホウ酸は脱水症状を起こし、乾燥死させます。即効性は低く死亡まで2〜4日ほど必要。ホウ酸の濃度が30%以上あれば糞や死骸への連鎖効果があります。ホウ酸団子はドラッグストアなどで購入できます。

ヒドラメチルノンは呼吸器系に作用し徐々に死に至らしめます。即効性は低く、数日経過しても生存している場合もありますが、巣に帰ったゴキブリの糞や死骸を食べた他のゴキブリにも効きます。ヒドラメチルノン配合の代表的な製品はキンチョーのコンバットです。

フィプロニルは神経毒で即効性があり、8時間程度でゴキブリが死亡するという検証結果も出ています。体内にも残留するので他のゴキブリにも連鎖効果があります。フィプロニルが配合されているのはアース製薬のブラックキャップやキンチョーのコンバットハンターです。

また、最近では耐性ゴキブリが現れているといわれています。一つの種類の薬剤を使い続けるのではなく、他の有効成分と交互に使うのが効果的です。